院長ブログ開設!
当クリニックの最新情報から、日々の素朴な出来事までご紹介します。 [ 院長ブログはごちらへ ]地下鉄・JRならば、筑紫口側デイトスのエレベーターで5階、屋上駐車場(4階)からもエレベーターで1階上です。 |
→ [ 関連機関、情報サイトの
リンク集はこちら ]
病院検索 ホスピタ
院長挨拶
「開業丸3年を迎えて」早いもので2007年6月に開業して本年6月で丸3年となりました。
最初は無我夢中で日々の診療に追われていましたが、最近はスタッフ共々少しゆったりとした気分で日々診療を行っております。
博多駅の中にありながら場所が分かりにくいと当初多くの方々からのお叱りを頂きましたが、ようやく患者さんや近隣の先生方に認知して頂けるようになり、ホームページをご覧になって直接お越しになる患者さん、市内全域、時には県外の医療機関様から御紹介頂く患者さんなど随分と増えました。この場をお借りして心から感謝致します。
当院にいらっしゃる神経疾患で最も多い病気は、「頭痛」です。当院が博多駅というオフィス街の中心に位置するせいでしょう。特に働き盛りの方の頭痛の患者さんが多いようです。なかには厳しい片頭痛発作のため、注射をしに駆け込んで下さる患者様もいらっしゃいます。
たかが頭痛、されど頭痛です。治療で頭痛の悩みから解放され、笑顔が増えた患者さんを見るとほっとします。
また、おこがましくはございますが、博多区の認知症サポート医に選出して頂いた事で認知症の患者さんも多くいらっしゃるようになりました。これから博多区で、市内の認知症疾患医療センターである九州大学病院をピラミッドの頂点とした地域ネットワークを構築するというご用命も承ったところであります。
私のライフワークの一つであるパーキンソン病診療においても、患者さんの数も徐々に増えて参りました。中には、かなり遠方からも通院して頂いている患者さんもいらっしゃいます。本当に有り難い事です。当院でリハビリなどもして差し上げるとより良いのでしょうが、これは今後の課題です。
インターネットで当院ホームページを検索した遠方にお住まいのご子息から当院受診を勧められて受診される患者さんや、直接御家族同伴でいらっしゃるパーキンソン病の患者さんなどを診る時などに神経内科と言う診療科が徐々に皆様へ浸透して来ていることを実感します。専門医による診療の重要性を感じて来院される患者さんに対し、使命感と重い責任の両方を感じながら日々診療しております。
一方、当院はオフィスの方々の「医務室」「保健室」でもありたいと思っています。専門分野だけでなく体の不安について、何でも御相談ください。神経しか診てもらえないのでは?などと思わないで下さい。どこを受診して良いか分からなくてもとりあえず来て下さい。診察の上、必要があれば適切な診療科を御案内させて頂くことも可能です。博多駅周辺には各専門分野を前面に出して診療されている医療機関も数多くございます。その時にはできるだけご希望に添えるようにアドバイスさせて頂きます。
これまで当院受診後、紹介させて頂き、手術を含めた様々なご加療をして頂いた各医療機関の方々にも感謝致します。御陰さまでこれまで大変、スムーズな病診連携が取れております。
開業3年を迎え、感じた事を書き連ねました。これからも神経疾患や地域の患者さんのために益々努力して参りますので宜しくお願い申し上げます。
プロフィール
のむら内科・神経内科クリニック院 長 | 野 村 拓 夫 (のむら たくお) | |
【略歴】 | ||
平成元年 | 山口大学医学部卒業 | |
平成9年 | 九州大学大学院修了 医学博士 | |
平成9年〜 平成11年 |
米国国立衛生研究所 (National Institute of Health)留学 |
|
平成11年 | 愛媛大学医学部老年医学講座 助手 | |
平成15年 | 九州大学病院神経内科 病棟医長 平成16年 同講師 |
|
平成16年 | 労働者福祉機構九州労災病院 神経内科部長 |
|
平成17年 | 特別医療法人栄光会栄光病院 神経内科部長・神経難病センター長 |
|
【資格】 日本内科学会:総合内科専門医、認定医 日本神経学会:専門医、指導医 |
開業前に勤務していた栄光病院神経難病センターの皆さんから頂いた小生の似顔絵です。送別会の時に撮った写真が元になっているようで赤ら顔になっていることだけ気にしなければ、とても気に入っています。診察室の壁に飾っていて毎日眺めています。 |